キャッシング会社の審査の最大のポイントは年収です。他にも住居形態、職業、他社の借入、年齢
がポイントになります。基本的に年収は高ければ高い程審査が通りやすく、借り入れ限度額も高くな
ります。年収が高ければ金利を含めた借入金の返済が楽なため、きちんと返済をする人物であると
キャッシング会社が判断するからです。
ただし年収500万円を超える人は、キャッシング会社によっては源泉徴収票のコピーなどの提出
を求める場合があります。それは年収を多く申告する人はいても、少なく申告する人はいないからで
す。年収の高い人にはそれに応じた高額な借り入れ限度額を設けるのがキャッシング会社の手法な
ので、高額年俸者には証拠を提示させるのです。
住居形態も重要なポイントの1つです。しかし住所不定でない限りは、住居形態を理由に貸付を断
られることはまずありませんが、住居形態が良ければ限度額はアップします。最も好まれるのは、住
居が持ち家や分譲マンションであるケースです。特に持ち家の場合は、簡単に引越しをするわけに
はいきませんから、住所が変わりにくく連絡が取りやすい点がポイントになります。返済に遅れが生
じた時などに、キャッシング会社は利用者に返済を促す連絡を入れますが、その際に連絡が取りや
すい顧客であると事前に認識されていれば、高めの限度額を設けてもらえるということです。
職業については、大手企業の正社員を最も信用して、限度額も高く設けます。大手企業は基本的
に待遇が良いために、転職などで申込者の状況が変化する可能性が低い上に給与も高く、返済が
滞りなく行われるケースが高いからです。
申し込み時に他のキャッシング会社からどれくらいの借り入れをしているか、また他社へも申し込
みをしているかといった点も審査の重要なポイントになります。いくら他の条件が良かったとしても、
他社の借り入れが高額だったり、返済を延滞していたり、またあちこちに申し込んだ形跡があれば、
借り入れを断られる可能性はあります。
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